5人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
一章【イカレタお茶会】
【時計塔・屋上】
黒衣の少女『時兎か・・・』
時兎『いやはや、流石は貴女の姉上・・・私の兵隊が全く歯が立ちませんでしたよ・・・"影の道化師"オンブラ様』。
オンブラ『ふん、貴方が生きているということは・・・姉さんは手を抜いてたようね・・・』
時兎『?』
オンブラ『姉さんが本気を出したら、貴方の兵隊はおろか貴方ごと消し炭になってるわよ・・・』
時兎『ほぅ・・・しかし、貴女方は実に強いですな・・・流石は"大魔王リデル"の血を引くだけはありますな・・・ただ、半人半魔でなければもっと・・・』
時兎の喉に突きつけられる漆黒の大鎌・・・。
オンブラ『死にたいか?』
時兎『・・・失礼しました』
最初のコメントを投稿しよう!