一章【イカレタお茶会】

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時兎『では私はそろそろ・・・失礼します』 そう言うと時兎は姿を消した・・・。 その頃、アリスは・・・。 チェシャー『ねぇ・・・アリス?』 アリス『ん?何よ』 チェシャー『アンタさぁ・・・地図のカタチ変える気?』 ・・・深く抉れた大地、吹き荒れる焔の嵐・・・そんな中アリスは立っていた。 アリス『はっはっは♪山が盆地になってら♪』 チェシャー『・・・どうして神さんはこんなバカに・・・力を授けたんだろ〓』 アリス『ま、盆地は置いといて・・・時計塔に行くから支度しな!』 《ガシッ》 チェシャー『えっ!?ちょっまっ!支度は?え?』 アリスはチェシャーの頭を鷲掴みにすると勢い良く飛び上がり、時計塔に向かいました・・・。 チェシャー『ねぇ・・・アリス?』 アリス『何?』 チェシャー『アンタの妹って、どんな子なのさ?』 アリス『んー?オンブラのこと?、んーと・・・私より頭良くて・・・魔術が得意で、私より魔族に近い・・・かな』 チェシャー『ふーん・・・でも、何でアンタみたいな"化け物"なんかにケンカ売んのさ?』 アリス『あ゛?』 《メキメキメキ・・・》 チェシャー『アダダだだだだ・・・!?!?』 チェシャーの頭に容赦なくくい込むアリスの指。 アリス『それは・・・あの子にとって"私"は越えるべき目標だからさ・・・』 《ミシ・・・ゴキャッ!》 チェシャー『・・・ッぐふ!?』 ・・・チェシャーにトドメの一撃(?)を入れたところで丁度、時計塔に着いたアリス・・・。 オンブラ『久しぶりね・・・姉さん・・・』 アリス『よぉ・・・オンブラ♪ざっと一年ぶりってとこか?』
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