一章【イカレタお茶会】

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時兎『流石は大魔王リデルの血をひくだけはありますな・・・』 オンブラ『時兎・・・貴様』 アリス『またコイツか、そういやコイツ・・・どこかで』 オンブラ『・・・姉さん?』 アリス『あ・・・思い出した!コイツ、親父の側近"クロノスの鍵"の一人・・・白鍵のペーター=ホワイト!』 時兎『ご名答!・・・いかにも私は"クロノスの鍵"が一人"ホワイト"・・・しかし、それは昔の話・・・今は"時兎"で結構ですよ』 『・・・しかし、貴女達は実によく動いてくれました・・・お陰で"封印"が無事解けましたし・・・』 アリス『封印?』 時兎『ではパーティーの続きをお楽しみください・・・私はまだやることがあるので、これにて失礼・・・』 アリス『待ちやがれ!・・・』 時兎『おや、貴女の相手は私ではありませんよ?』 《キィィン!》 アリス『ちっ!』 弾き飛ばされるアリス・・・アリスを吹き飛ばしたのは黒い髪、捻れた角そして、アリス達と同じ赤い目をもつ少女・・・。 アリス『テネブラ・・・』 テネブラ『アリス姉さま♪、オンブラ姉さま♪ひっさしぶり~♪』 突如現れた大魔王四姉妹の末女"闇の王"テネブラ。 身構えるアリスとオンブラ・・・。
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