4人が本棚に入れています
本棚に追加
ふぅ…
今日もつまらない一日が始まる。
俺は中学2年生 栄麻 英 (サカマ スグル) いつも成績トップスポーツもかなり優秀だった。。
こんな完璧な少年に
悲劇が訪れる………
英は小さい頃からいわゆるおぼっちゃん暮らしで何不自由なく暮らして来た。両親は一流企業のオーナーを二人でやっていて毎日仕事で全然家にいる事がなかった。だから英はずっとお手伝いさんのオバアサンの浅間菊(アサマキク)に世話をしてもらっていた。英はもう親がいないなんてことには慣れ、菊さんの事を本当の親のように思っていた。
そしていつもと変わらぬある日の事だ。その日は久しぶりに両親が帰ってくる日だ。もう英はそんな事は気にしないで 塾に行っていた。家であんな悲劇が起こっているとは知らず…そして長い塾も終わり家路に向かって歩き出した。空をみるともぅ真っ暗だ。まぁ23:00だから普通だが。空は雲一つなく、満月と星が不気味な程、英の足元を照らしていた。辺りはシーンと静まりかえり、ただ英の足音だけが地球上に響き渡っているようだ。
最初のコメントを投稿しよう!