第2章

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『もう大祐は何でいつもそうなんだよ!』 大祐は人妻と関係があるせいか、高校生の恋愛には毒舌。 けど毎回、大祐の言い分は間違ってはない。 『せっかく学を恋愛に目覚めさそうかと思っ「何て?」 京がしまったという顔をしてる。 恋愛だの、んなめんどくさいことやる暇があったら 帰って勉強するほうがまし。 俺は京を睨んで机から教科書を取り出した。 ヒラ 教科書の間から落ちた物体。 『おっ何か落ちた…ってラブレターだよ学くん』 にやにやと京が俺に手渡す。 まためんどいことを……。 俺は手紙を睨んだ。 .
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