第2章

10/18
前へ
/93ページ
次へ
-…- 『学、行けよ』 「めんどい」 今俺の両手は、京と琢磨に引っ張られている。 『女の子可哀相だろ!』 「だったらお前が行け」 『まぁーなぁーぶー!!!!』 んな強く引っ張んな。 俺だって拒否権くらいはある。 この場合も、 断固拒否。 『だったらちゃんと行って、自分で迷惑だってビシッと言ってくれば?』 リンゴジュースを飲みながら大祐が俺に言う。 『そしたら諦めて、みんなの熱もおさまるんじゃない?』 .
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

255人が本棚に入れています
本棚に追加