第2章

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つかいつも言ってんだけど。 『しかも、その送り主、1年生で1番可愛い子らしいよ』 「別にどーでも『マジで!?!!?』 うるせんだよ、琢磨。 耳元で叫ぶなって。 『じゃあ俺が代わりに学がOKって言ってたって言いに行く!!』 はぁ? 「意味わかんね」 『だったら行って来いって!』 琢磨が俺の背中を両手で押す。 こいつらの常識を超えてるとこ、ついていけねー。 俺は重たい腰を上げた。 『あ、あと帰りにリンゴジュース買ってきて』 「糖尿病にでもなってろ」 『買ってきてよ!』 そのまま、大祐の言葉を無視して教室を出た。 .
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