第2章

12/18
前へ
/93ページ
次へ
『先輩が好きです!!!』 呼び出されたのは体育館裏。 俺の目の前には、髪が長い1年の女子。 「俺、そういうの『初めて!』 …こいつ、俺の言うこと遮りやがった。 『入学したばかりの時、初めて先輩を見ました。…その時から、この人だって…決めてました。』 …勝手に決めてんじゃねーよ。 ねーわ、この女。 『だから…あ、あたし城山先輩のこと、大好きなんです…』 「悪いけど。うざい」 この瞬間、俺のイライラは最高点に達していた。 .
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

255人が本棚に入れています
本棚に追加