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『先輩が好きです!!!』
呼び出されたのは体育館裏。
俺の目の前には、髪が長い1年の女子。
「俺、そういうの『初めて!』
…こいつ、俺の言うこと遮りやがった。
『入学したばかりの時、初めて先輩を見ました。…その時から、この人だって…決めてました。』
…勝手に決めてんじゃねーよ。
ねーわ、この女。
『だから…あ、あたし城山先輩のこと、大好きなんです…』
「悪いけど。うざい」
この瞬間、俺のイライラは最高点に達していた。
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