第2章

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「と、とりあえずこの子に謝ってください。どれだけ勇気要るか分かってんですか?」 『そんな…っいいよ!!』 何で俺が謝んなきゃなんない訳? こいつかなりうざい。 「何で謝んだよ」 「さっきの発言は女の子の気持ちを無視してるの!!」 はっ? 何が“女の子の気持ち”だ。 だったら俺の気持ちを理解しろ。 「じゃあちゃんと言ってやるよ。俺はうっとしい奴らが好きじゃねーの」 口を開けたまま眉間にシワを寄せて、俺を見る女。 「分かったらもう付き纏うな」 .
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