第2章

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本当、女って疲れる。 俺の気をひくためにやってんなら尚更。 黙って俺は背を向け、歩き出そうとした………なのに……。 「意味わかんない!!!」 後ろで女が、耳を塞ぎたくなるくらいの大声で叫ぶ。 ……キィキィうるせーよ。 何か、こいつ誰かに似てる。 あ…… ……琢磨だ。 だからこんなに腹立つんだわ。 「分かった。お前等、うざい」 俺は振り返り、指をさしてさっきから思ってることを呟いた。 .
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