第1章

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『城山くん、髪型変わったー???』 ほら、今日もやってくる。 甘い声で、髪をくねくねと絡ませながら。 『今日もチョーかっこいい!』 『学くん遊ぼうよ♪』 誰がお前等みたいなのと遊ぶかっての。 「…うるさい」 甲高い声で俺の名前を呼び、 妙に馴れ馴れしく触る女子。 俺はこういう奴らが1番嫌い。 かっこいいだの可愛いだの、 お決まりの言葉飾りあげて キャーキャー騒いでるのが なんとも馬鹿らしい。 .
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