第2章

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そんなよしきに私はいつも怒っていた 「仕事でいないのに、遊びに行ったら、いつ家にいるの?」 喧嘩を売る私の言葉に、更に強い口調で、よしきが返す 『いま!ってか!ごちゃごちゃ…うるさい!!!お前はよ!!!』 「ののは私だけの子供じゃないでしょ!ずっと泣いてばっかりなんだよ…私ばっかり!」 『はいはい…わかった!疲れたからもう寝る!』 「寝るって、どういうことだよ!!」 会話を始めれば、こんなやりとりばかりだった
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