*拒*

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偽りから始まって 偽りで終わるまいにち。 ほんとに笑ったのは どのくらい前だった? 泣けなくなったのは いつからだっけ? わかんないぐらい長い間 嘘とか変な意地とかで 自分を隠して…。 "親だから"とか "親友でしょ?"とか そんなの関係ないし 聞きたくない。 信じない… 信じられない…。 私には私しかいない。 この先ずっと。 さみしいなんて 言っちゃだめだよ。 甘え方なんて とっくに忘れた。 遠くで呼んでる誰かの声も もうほとんど聞こえない。 気がついたけど もう遅い。 私はひとりぼっちで 暗闇の中…。 .
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