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中性的な印象のもう1人の人物がミリアに問い掛ける。
女性だろうか?
「攻撃的な意思…
でもね、何かを守るような、そんな慈愛も感じられたの」
ミリアの感想を受け、思考する2人。
「なるほど。
それじゃぁ、この先に何かあるのかもな…
でもよ、守る意思があったなら、何故あれは消えた?」
「さすがに私もそこまでは…」
ミリアの特異な能力は、感覚に頼る所が大きいようだ。
「なんにしても、それを確認してみる価値はあるな」
ミリア達3人は、黄金色のドームがあった、その内部を見据える。
彼女らがここに来た理由。
その奥に在る何かが、答えを導き出してくれるのだろうか。
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