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たっていたのは里美
「おかえり」
里美の家は隣
「ただいま。どうかした?」
「うん。弘樹君と付き合うことになったの。だから祐也にお礼言いたくて」
照れたようにいう里美
「そっかぁ!よかったじゃん。仲良くやれよ?」
「うん。ホントありがとね。
じゃあまた明日ね」
そういって里美は帰っていった
手を振る里美の背中を見送った
すると気付かないうちに涙が出ていた
気付かれないうちに家に入る
俺は部屋に入り思いっきり泣く
二人ともごめん
前みたいに笑って話はたぶんもうできない
こんな弱い俺を許して
end
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