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その人は私に気付いたらしく笑顔を向けてくる 私はそれだけで胸が締め付けられた 「いらっしゃい。ゆっくり見ていってくださいね」 「は、はい」 私は言われてお店の中を見る さまざまな花が飾ってあってこの空間にいれるだけで心が落ち着いてくる 「あの…どんな花を探してるんですか?」 その人はさっきまでしていた仕事をやめて接客を始める 「えっと…最近部屋に花を飾ってなかったんで…なんかないかなって」 「そうですか。花は好きなんですか?」 「はい!!大好きです」 「そうなんですか。俺も大好きなんですよ」
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