†プロローグ†

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「いくら雑魚を薙ぎ払ってもうじゃうじゃてできやがったのはおまえのせいだったからか…」 紅フードは悪態をつく。 「大丈夫だって!あいつ倒せばいいだけだから!しかもこの戦争も終わるしいいことづくしじゃないか!!」 ここで魔王が口を挟む。 「我を倒すだと…?笑わせてくれる!!おぬしらのような餓鬼にやられるほど弱くないわっ!!」 「それでも俺達はおまえを倒して平和を手に入れる!!」 そういって二人は駆け出した。片方は紅い光の残像を…もう片方が虹色の残像を残して……… ―――――この戦いは3日3晩続いた。 そして最後は人間側の勝ちで幕を降ろした。 『虹色の聖騎士』『紅色の聖騎士』共に当時12歳の日であった…
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