出会い

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そんな矢先、彼女は目についた一冊をもって僕の脇を通ってレジへ向かった。 脇を通るとき、微かに僕が昔、つけていた香水“GREENTEA;の匂いがした。 彼女は、買った本を持ってそのまま喫茶店にいった。 いつもなら、ここまできにしなかった日常の一部が僕には惜しいチャンスにかりたてられていた。
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