5人が本棚に入れています
本棚に追加
『もう駄目だ!!!』
二人がそう思った時
パァァァァァァン!!
(銃声のような音)
〔チヒロ〕
「この音は!怒り音!?」
サーベルライオンは怒り音のした方を睨み付けた
その先に大槍を持った人影が見えた
パァァァァァァン!!
その人影がもう一発
怒り音を鳴らした
それを聞いたとたんにサーベルライオンがその人影に向かって走っていく
〔ファーベン〕
「まずい、速く逃げるんだ!!」
〔チヒロ〕
「いや 大丈夫だ、あいつなら」
〔ナスカ〕
「?」
その人影もサーベルライオン目掛けて走りだした
ガアアアアアア!!
飛び掛かかるサーベルライオン
人影はその下に自ら滑り込み、大槍でサーベルライオンの心臓を突き刺した
グガァ!
〔ファーベン〕
「やった!?」
〔ナスカ〕
「嘘だろ、たった一人で...」
〔チヒロ〕
「!?ヤバイ!シン!速くどくんだ!!」
チヒロがそう叫んだ時
シンは、体重500㌔はあるサーベルライオンに押し潰された
〔チヒロ.ナスカ.ファーベン〕
「!!!」
三人は急いでシンのもとに駆けていった
〔チヒロ〕
「おい!大丈夫か!生きてるか!?何でもいいから返事しろ!!」
チヒロがサーベルライオンの下敷きになってるシンに問い掛けた
すると一言
〔シン〕
「ふにゅぅ....」
その一言を聞いたナスカとファーベンは、背筋に変な悪寒を感じながら思った
〔ナスカ.ファーベン〕
『・・・何だ・・・こいつ・・・・・』
心なしか少しふぶいてきたようだった
最初のコメントを投稿しよう!