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【ピスカ村】
【イチ】
ｶﾞﾔｶﾞﾔ
ピスカ村の狩人達の笑い
「はははははははははは」ｶﾞﾔｶﾞﾔ
ここは【イチ】、狩人達がその日に狩ってきた獲物を持ち寄って大きさ比べをしたり情報交換をしたりしながら
その日無事に帰れた事
その日狩られた大獣の成仏を願い、感謝する場
（市場のような居酒屋のような雰囲気の場所）
〔チヒロ〕
「しかし危なかったな、足元が柔らかい雪じゃなかったら死んでたぞ」
少し得意げに
〔シン〕
「ハハハ（笑） でも今日も僕の獲物が一番大きいだろ？それに危うく二人の新人狩人が喰われる所を助けられたし．．．全然オッケーでしょ」
〔ナスカ〕
「でも最後の[ふにゅぅ．．．］が無かったらなぁ～、あれは相当イメージダウンですよ」
〔ファーベン〕
「そうそう、それさえ無ければ感動もんでしたよ」
ファーベンがシンのいた席を見たら
シンはいつの間にか居なくなっていた
〔ファーベン〕
「あれ？シンさんは？」
〔ナスカ〕
「え？あれ、ついさっきまで居たのに。まだこれから肉の配分があるんですよね？」
ナスカはチヒロに問い掛けた
〔チヒロ〕
「ああ シンならまたすぐに帰ってくるよ、少し妹の様子を見に行ってるだけだから」
〔ファーベン〕
「妹が居るんですか？シンさんに？」
〔チヒロ〕
「多分あんたらも知っていると思うよ」
〔ナスカ〕
「？何て言う名前なんですか？」
チヒロはさらっと答えた
〔チヒロ〕
「ルリ・ミナギシ」
〔ナスカ．ファーベン〕
「ああルリさんかぁ．．．．．．． ええええええ～～～～～～～～～！！！！！！！！」
キィィィィィィン
（耳鳴り）
〔チヒロ〕
「っ．うるさいよあんたら、少し落ち着けって」『まあ、こうなるのは わかっていたけど』
〔ファーベン〕
「だつてあのルリさんでしょ！？ピスカ村のアイドル的存在じゃないですか！！！」
〔ナスカ〕
「じゃあシンさんってミナギシ！？」
〔チヒロ〕
「そうだよ、シンがピスカ村で一番の狩人 シン・ミナギシ だよ。今さら気付いたのか」
ナスカ．ファーベンはただただ呆然とする事しか出来なかった。
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