擬人島へようこそ!

5/8
前へ
/8ページ
次へ
取りあえず旅にでる支度をし、夜になるまで寝よう。 そう考えながら歩いていたら、誰かと肩がぶつかった。 「いてぇ!!俺を誰だと思ってんだ?あ"あ!!?」 これが巷のチンピラと言う奴か。初めてみた。 頭はスキンヘッドで耳には無駄にピアスをつけている。 体格はけっこうゴツゴツしてる。岩みたいで動きが鈍そうだ。 そういえばさっきまで周りにいた国民達が離れていってる。 こいつは有名なチンピラなのか…? まぁ、どうでもいいか。 「それよりお前誰だ?」 その一言に奴はキレたみたいだ。 なんて短気な性格なんだ。 「舐めた口きいてんじゃねぇ!!」 そう言いながら奴は私に向かって拳を作り殴ろうとした。 だが、私はそれを直ぐに避けて、奴の足元に足をかけた。それに引っ掛かかり物凄い音を立ててコケた。 「て、めぇええ!!」 又も襲いかかろうとする。 私は襲いかかってくる奴の鳩尾に一発拳をいれた。 ガハッという声がすぐ隣りで聞こえた。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加