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取りあえず旅にでる支度をし、夜になるまで寝よう。
そう考えながら歩いていたら、誰かと肩がぶつかった。
「いてぇ!!俺を誰だと思ってんだ?あ"あ!!?」
これが巷のチンピラと言う奴か。初めてみた。
頭はスキンヘッドで耳には無駄にピアスをつけている。
体格はけっこうゴツゴツしてる。岩みたいで動きが鈍そうだ。
そういえばさっきまで周りにいた国民達が離れていってる。
こいつは有名なチンピラなのか…?
まぁ、どうでもいいか。
「それよりお前誰だ?」
その一言に奴はキレたみたいだ。
なんて短気な性格なんだ。
「舐めた口きいてんじゃねぇ!!」
そう言いながら奴は私に向かって拳を作り殴ろうとした。
だが、私はそれを直ぐに避けて、奴の足元に足をかけた。それに引っ掛かかり物凄い音を立ててコケた。
「て、めぇええ!!」
又も襲いかかろうとする。
私は襲いかかってくる奴の鳩尾に一発拳をいれた。
ガハッという声がすぐ隣りで聞こえた。
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