一章・始まり

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そう言えばまだ俺の自己紹介をしてなかったね。 俺の名前は瀬川雪雄(せがわ ゆきお)友達からはユキなど呼ばれてる。 まぁ、至って普通の高校生だね。 成績も普通だし、運動も特に自慢出来る事もないしね。 雪雄は自宅に入り自分の部屋に向かった。 着替えて椿の待つ駅前に向かおうとした。 「っと、行く前に春海に電話しとかないとな。」 プルルプルル… 「もしもし?お兄ちゃん?どうしたの?」 「あっ、春海?ごめんけど洗濯とかしててくれないか?」 「ん?いいよ。どこか遊びに行くの?」 「また椿に捕まってね…」 「あはは、またつばねぇに捕まったんだ。頑張ってね。」 「おぅ、それじゃあよろしくな。」 「はいはーい。じゃあね。」 「さて…いくかな…」 雪雄は駅前に走って向かった。
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