出会い

2/3
前へ
/13ページ
次へ
「・・・事務所はどっちだったかしら」 また迷ってしまった・・・いつも通ってる道なのに、誰かに道を聞くしか・・・ 「あのー」 いきなり声をかけられ、振り返るとスーツ姿の若い男性が立っていた。 「三浦あずささんですよね?」 その男性は私の名前を口に出した、でも私はその人に見覚えが無い… 「はい、あなたは・・・?」 私は聞き返すと、 「今日からあなたを担当することになったものです。社長にあなたを探してくるように頼まれました。」 男性は笑顔でそう言った。 ・・・私の担当? 「つまり、私のプロデューサーさんですか??」 「そうなりますね、一度事務 所に戻りましょう社長が待ってますよ」 そういうと彼は振りかえって歩き出した。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加