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私と彼の話しは弾んだ
初めのことがまるで嘘だったかのように…
自分たちのことを話し合っていた
あっ、もうこんな時間だよ…
時間を見ると、夜中の1時を過ぎていた
私は名残惜しそうにしていた
それは、香さんでもわからない…
だって、顔が見えないから…
本当ですね…
私は、ちょっと無理をして明るく振る舞った
でも、少し声に元気がなかったかもしれない…
それでも、私は隠したいと思った
それは、これ以上…彼に迷惑をかけないためだった…
私は、まだ彼から見ても子供でしかない
でも、これ以上はただのワガママでしかないと感じたから…
それじゃ、また明日ね…おやすみ~
彼のその一言で、私は少し元気を取り戻す
はい、おやすみなさい…
プーッ プーッ プーッ
電話からの彼の声は消え、通話が切れた音が私の耳の中に鳴りわたった…
ハァーっと私はため息をついた
そして、深い眠りについた…
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