13人が本棚に入れています
本棚に追加
「あれ?田中じゃん?どうしたの?」
「橋の上で夕日見てたら雨降ってきちゃって..偶然坂本君にあってここに..」
「そうなんだ?まぁ..確かに橋の上で見る夕日はきれいだもんなぁ~」
長野君は..優と一緒に見たのかな?
なんて..そんなこと思ってたらなんかまた..悲しくなってきちゃった..
話をしてたら部屋から坂本君が出て来た。
「あれ?長野?なんでここにいるんだよ?」
「坂本がタンス開けてる最中にトイレにいこうとしたら廊下に田中がいたからさ。」
「そっか..田中?雨に濡れて寒いだろ?シャワー貸してあげるよ。」
「えっ?..あ..うん」
そんな話してたら長野君が..
「なんかあやしい会話だな~?まぁ..いっか、ごゆっくり~」
..なんか誤解されたかも..?
もしかして私と坂本君が付き合ってるって思ったのかな?
「長野のやつ..まぁ..いっか..こっちがバスルームだから..」
「...うん..」
なんか今になって恥ずかしくなっちゃった..
顔赤くなっちゃった..
「ん?田中?想像しちゃった?」
坂本君がのぞきこんだ。
うわぁ..
ちょっと..顔が近いっ!
「やだ..エッチ!入るから出て~」
「わ..ごめん、タオルはここだから..ゆっくりね?」
そういって出ていった..
なんか私..落ち込んでるのに..笑ってた?
不思議だ..
最初のコメントを投稿しよう!