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バタバタと走ってリビングへ..
「お母さん、おはよ~ もう時間ないからパンだけもらってく~ 行ってきます!」
「おはよ、そんなに慌てるくらいならもう少し早く起きなさい!お弁当忘れずにね?」
私は玄関先で..
「はーい、行ってきます~」
声をかけて家を飛び出した。
パンを口にしながら公園に入った。
この道が一番近道なんだよね~?
「ふぅ~ ここまで来たらもう大丈夫かぁ...」
走るのをやめて息を調えようと歩き始めた。
この公園はよく使うんだよね?
待ち合わせに使ったりここでのんびりしたり..
お気に入りなんだ。
「あれ?陽ちゃんじゃない?」
「あっ!健君~ おはよ~」
「おはよ~ 一緒に学校行こうよ~ あとで岡田もくるよ?」
「そうなんだ~ 准君もくるんだね~ いつも一緒なの?」
「まぁ..いつもじゃないけどね~今日はたまたまだよ。」
「そっかぁ~ 」
健君こと三宅健君。
一つ年下の高校一年生。
美由紀の知り合いでみんなで遊んでから仲良くなった感じ。
准君こと岡田准一君も同じ。
なんかグループでワイワイ遊んだりしてるんだ。
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