俺と兄貴と"想い"

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「すきなんだよ…」 「………た… 武彦…?」 じーっ。 奴…いや武彦は、ズボンのチャックを器用に片手で下ろした。でもって片方の足の方だけ脱いだ。 下着ごと。 なに、この状況。 まさか… 俺、食われる? 「ちょ…!落ち着け、バカっ!!」 「…るさいな…」 グッ.と押さえられた手に力が込められる。 じーっ。 「は!?」 俺のズボンのチャックまで下ろした。ついでに全部脱がされる。 「うわっ!?てめっ…!」 まあ……その後は、流れに流されてしまったわけで。 俺はこの日、童貞卒業してしまった…。 よりにもよって、 自分の…兄貴が相手だなんて…。 ――――――…
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