俺と兄貴と"想い"

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本当に気色悪くなってきたので、ペチと軽く額を叩いた。 「…何ヘラヘラしてんだよ」 「冷たいなー… 竜彦ぉ」 その叩いた手を掴まれ、 なぜか手のひらを舐められた。 「うっわ!? テメー何すっ…」 武彦の手が、肩に掛けられ強い力で押し倒された。 しかも馬乗り。 酒缶やつまみの入っていた袋などが背中に当たる。 「いった… どけクソ野郎💢!!」 「どかないー」 両腕を掴まれて上に上げられる。 力だけはかなわない。 「く… …っにしてんだよ!」 そこで奴は、 …最悪なことに、 キスしてきた。 .
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