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私はずっと歩き続けた。
ブルー国はイエロー国
の隣ではあるが
とても遠かった。
でもイエロー国の
郊外についていた
私は疲れて立ち止まる
限界だった…
いきなりだった
役人さんはしゃがんで
私の顔を覗き
「大丈夫か?」と聞いた
とても驚いた
今までなにもいわなかった
2人が私に声をかけたのだ
私は呆然として
2人を見た
「ふふっすみません、
ミシェルさん。私たちは
少々悪ふざけが過ぎました
ね…ねぇナイル」
「いやよう!作戦だったから
仕方ないだろうリオ…
いやお前の作戦じゃないか!
馬鹿野郎!」
「またナイルはそんな言葉を
…"黒の国の使い"として
はしたない行為は謹んで
頂きたい」
2人は言い争っていた
えっ黒の国…?なんの
話なんだろう…あれ?
青の国の役人じゃ
ないってこと?…まさか
誘拐!?
そういえばお父さんが
よく言っていた。
黒の国の人間は
悪い奴らで他の国の
人々を連れ去るって…
しかも6歳くらいの…
私はあの悪い黒の国に
連れ去られてしまう…!
私は思わず走った
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