出逢い
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「こんばんは」 どっしりとしたその枝幹は、少女が一人よじ登った所でどうなるものでもないらしい。ただ、ほころびかけた蕾を壊されぬように、一心不乱に願っていることは確かだったが。 華奢な体躯。 年の頃は十七、八歳位だろうか。自分よりわずかに幼い感じがする。 絹糸のように柔らかそうな長髪が、ゆらゆらと揺らめき、影絵に動きを添えている。
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