♥ツンデレッド♥

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「おまえはまたそうやって足ばっかり…」   パシンと音が鳴って、止められた拳をさするレッド。   「手など使いたくはない。 触れたら汚れるからな。」   「けが…!?」   レッドはその言葉を聞いてショックそうな顔をする。   「なんだ、今のそんなに悲しかったか?」   ブルーがにやりと笑って言うと、レッドはあわてて背を向けた。   「そっ…そんなことねーし!! 悲しいわけないだろっ」   「スキ有り」   レッドの背中にブルーの蹴りがヒットして、ぶへっとか言いながらふっとぶレッド。 そのまま顔面から床に突っ込んだ。   「ふん、僕に背中を見せるとは…」   「ひ、ひでぇ…」   そこへ、ピンクがやって来た。   「ブルー、お風呂次いいよ~」   髪が濡れていてタオルを首のところにかけているので、今風呂から上がったばかりなのだろう。 入る順番が次のブルーを呼びに来たようだ。   「あぁ、わかった。」   「…レッド?大丈夫?」   ピンクは倒れているレッドに気付いてかけよった。   「レッドの手当て、頼むな」   ブルーはそう言って部屋を出た。   「またブルーとケンカしたの?レッド」
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