♥ツンデレッド♥

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ピンクがレッドを立たせながら笑ってきく。   「…そうだよ… 後ろ向いたら蹴り飛ばしてきやがった」   それを聞いて、また笑うピンク。   「僕の部屋に来てよ。 手当てするから」   「別にいらねーけど… まぁ、おまえがそう言うならされてやってもいいぜ」   …レッドは誰に対してもツンデレだった。       そしてピンクの部屋に入った二人は、ベッドの上に座る。   ブルーとケンカして、ピンクに手当てしてもらって…これがレッドの日常だ。   「はーい、こっち向いて。 ケガしたのはお顔だけ?」   「他は大したことないから、顔だけで良い…イテテ」   優しく消毒してくれているピンクだが、しみたのか声をあげるレッド。   「ダメだよ、ちゃんと他の所も言って? 消毒は大事なの!」   「はいはい…手の甲だよ」   「了解…… よし、終わった~! 部屋に戻ってもいいよ。」   「おう。礼は言わねーからな!」   こうやっていつもお礼を言わないレッドだった。   ―end―
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