♥クールブルー♥

4/7
前へ
/33ページ
次へ
ブルーは風呂の順番が来たことを知らせるため、グリーンの部屋へ入った。 グリーンはイエローとしゃべっている。   「おい、ウザグリーン。 風呂いいぞ」   ブルーは上半身裸でまだ少し濡れていた。   「うーん、水もしたたるイイオトコって感じだねー。 まぁ僕には勝てないけど」   グリーンはさっそくそなウザさを発揮する。   「気持ち悪いこと言ってないでさっさと入れ」   もう慣れているのでいちいち反応しないブルー。   「そんなに冷たいと、女の子に好かれないよ? よし、僕が正しい接し方をおしえ「黙れ」   ブルーにしゃべっている途中で冷たく言われても、こちらも慣れているのでグリーンは気にしなかった。   ブルーはよく黙れとかうるさいとか言うのだ。   「ホントおまえらおもしれーなっ」   イエローがニコニコ笑う。  「待て、俺は面白くなんかないぞ」   「ほう、面白いか… それはそれで女の子に好かれそうでいいね」   「いいから風呂早く入れよナルシスト」   ブルーはそう言うと思い切りドアを閉めて部屋を出た。   どうしてあいつはあんなにウザいのか… これはいつも考えること。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加