♥クールブルー♥

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コーヒーでも飲もうと、ブルーはダイニングへ向かう。   「ホワイト…いるか?」   ダイニングには、椅子に座ってホットミルクを飲んでいるピンクの姿しかなかった。   「いるよ、ここに。 コーヒーでしょう? 今煎れるから待ってて」   姿はないがホワイトの声がする。   不思議に思って台所へ近づくと、しゃがんで戸棚の中をあさっているホワイトがいた。   「なんだ…見えなかっただけか」   安心してピンクのとなりのとなりに座るブルー。   「夜にコーヒーなんて飲んだら眠れなくなっちゃうよ?」   ピンクがカップを持ってブルーのとなりに移った。   「なれてるから平気だ。 心配いらない」   ブルーはなぜかホワイトとピンクに対しては、冷たくする気になれないのでドSではなくなる。   「はい、コーヒー」   「どーも」   ブルーはさっそく煎れたてのコーヒーを一口飲んだ。   「ホワイトの煎れるコーヒーはうまいな。 ありがとう」   「どういたしまして。 おいしいなら良かった」   ホワイトはにこっと笑う。   「どうしてブルーはそんな苦いの飲めるの? 僕は砂糖入れても牛乳入れても飲めないのに… おいしい?」   ピンクが眉をひそめてきいてきた。
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