もう一度…

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桜も散り まだ少し肌寒い風とぽかぽか陽気に誘われるように君に出会った   揺らめく鼓動も君の香に癒され やがて恋におちた   波音のBGMと潮風が二人を一つにした 照りつける夏の陽射しの暑さのような絶頂感に幸せを感じた 「五分でも十分でも逢いたい」と仕事を終え駆け付けてくる 将来を語り花火もクライマックスに… 「もう帰らなきゃ…」と言いながら手を離そうとしない二人…   目覚めるとミルクティーと食パンと君 いつもの何でもない朝食 馴れ親しんだ二人に落ち葉と紅葉がすれ違う   何も変わらない日々に刺激を求めて夢を見た 何も変わらないと思ってた! 何も変わらないと信じてた!   夢を追って一番大切なものを失った…   失って気付く大きさ…   思い出の砂浜にたたずむ俺に容赦なく降り積もる雪…  寒さも感じないほど哀れんだ…     もう一度…
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