1♥白ウサギからのヘルプメール

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朝になり、いつも起きるのが二番目に早いブルーはまっさきにダイニングへ行った。   「おはよう、ブルー」   ダイニングでは、ホワイトが朝食の準備をしていた。 もちろん、起きるのが一番早いのはこのダイニングの支配者…ホワイトだ。   「おはよう」   いつものようにホワイトにいれてもらったコーヒーを飲もうと、ブルーは椅子に座った。   「はい、どうぞ。」   ホワイトがテーブルにコトリとカップを置いた。   「さんきゅ。 毎朝毎朝、よくやるな」   「食事の準備は俺の仕事だから… 皆が起きた時にはもう食べられる状態にしておかないとね」   ホワイトはそう言って優しく笑う。   「おはよ~…」   そこへピンクが眠そうに目をこすりながらやって来た。   「はよ…」   「おはよう」   続けてブラック、パープルが入ってくる。   「二人とも、おはよ~… ねぇブラック、昨日の夜ベッドから落ちたでしょ? すごい音聞こえたもん。 大丈夫だった?」   「あ?落ちたけど… あんたには関係ないだろ、朝からうるせーな。 いつものことだ。大丈夫もなにもねー」   ピンクはブラックに話しかけるが、ブラックは冷たく言い放った。
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