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朝になり、いつも起きるのが二番目に早いブルーはまっさきにダイニングへ行った。
「おはよう、ブルー」
ダイニングでは、ホワイトが朝食の準備をしていた。
もちろん、起きるのが一番早いのはこのダイニングの支配者…ホワイトだ。
「おはよう」
いつものようにホワイトにいれてもらったコーヒーを飲もうと、ブルーは椅子に座った。
「はい、どうぞ。」
ホワイトがテーブルにコトリとカップを置いた。
「さんきゅ。
毎朝毎朝、よくやるな」
「食事の準備は俺の仕事だから…
皆が起きた時にはもう食べられる状態にしておかないとね」
ホワイトはそう言って優しく笑う。
「おはよ~…」
そこへピンクが眠そうに目をこすりながらやって来た。
「はよ…」
「おはよう」
続けてブラック、パープルが入ってくる。
「二人とも、おはよ~…
ねぇブラック、昨日の夜ベッドから落ちたでしょ?
すごい音聞こえたもん。
大丈夫だった?」
「あ?落ちたけど…
あんたには関係ないだろ、朝からうるせーな。
いつものことだ。大丈夫もなにもねー」
ピンクはブラックに話しかけるが、ブラックは冷たく言い放った。
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