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「…」
レッドとイエローのやりとりから数分後、ブルーは真っ黒の画面とにらめっこしていた。
「…ある気がする…」
ブルーはパソコンの前にいるが、電源をつけようとしない。
「絶対来てるな…メール…」
ブルーはけっこう勘が鋭いので、ヘルプメールが来ていることを察したようだ。
だからこそ、パソコンの画面をじっと見たまま動かない。
「面倒だな…」
しかしこのまま放っておくわけにもいかないので、ブルーはゆっくりと電源のボタンを押した。
すぐに新着メールの表示がさせてため息をつく。
『こんな便利に改造するんじゃなかったな…』
そう思いながら、メールを開いた。
白ウサギからの、ヘルプメールを。
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