1*憧れの淳也君

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くやしいくやしい~!!! やっぱ淳也君は、噂通りのプレイボーイだったんだ…!! 一目惚れって、役に立たない!!! 淳也君………。 わーーーーーーん!!! ~ピロピロピンッ♪ 「?…着信……?」 舞の手元の携帯から、着信メロディが流れていた。 サブディスプレイには、見知らぬ番号が表示されていた。 ??? …こんな着うただったっけ? 疑問に思いながら、通話ボタンを押した。 「………もしもし…?」 ―やっと出た~!! 「だれ…ですか?」 ―俺。さっきの…淳也でーす。 「じゅん…や……!!?」 ―さっき勝手に番号登録させてもらっちゃっいました。 な に っ ! ! ? ―…せんぱーい?……ついでに、全部初期化しときましたから♪ 「しょきかぁ……?……!? 初期化ぁっっっ!!?」 ―っっっい!!!……うるさい!!!耳元で騒ぐな!!! データはとってあるんですけどね♪言うこと聞いてくれたら返してあげますよ? 「……ふざけんなっ!!!」
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