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辺りをキョロキョロしながら歩いていると、突然声をかけられた
「君…見ない子だね。転校生?」
『あ?あぁ…そうだけど…』
しまった…急に声をかけられたのでびっくりして、ついそっけなくなってしまった
「先生迎えに来てないね。よかったら職員室まで連れてったげようか?」
『あぁ。頼むよ』
さっきの実態を取り戻すかのように、少し微笑んでみた
「ぢゃあ行こっか!!こっちだよ。そうだ!!君名前は?」
『俺はリオン』
「リオンかぁ!!いい名前だね!!あたしレイラ!!よろしくね」
リオン『あぁ、よろしく!!』
レイラ「ところで、リオンは何年生なの?」
リオン『俺は2年だよ』
レイラ「そっか。ぢゃあ一緒だね!!ちょっと見せて」
レイラはそう言って俺の胸元についている小さなバッジを手に取って見た
そのバッジは個人の階級を表しているものだ
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