第2章

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   A科  「ぐっもーにん!」  「魁螺遅えよ!」  「昨日のあれ見た?!」  何人かの友達が話しかけてくる。  魁螺はクラスの中心的存在だ。  魁螺の周りでみんなが騒いでる中、  「にのっち!」  という声が聞こえた。  声のする方へ振り返って見ると  倉石沙弥、高校3年生。  男バスのマネージャー。  密かに魁螺に好意を抱く。  とても可愛らしく男子に人気。  
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