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裕は一斉に注目されると急に恥ずかしくなった。
裕「とんだ新学期だ…」
その時、
「でも、弟さんもよく見ると素敵よー!」
「本当!かっこいいわ!さすが花園さんの弟さんだわ!」
という声が聞こえてきた。
裕「……悪くねぇな。」
樹『何言ってるのよ。行くわよ。』
あれだけ笑ってたのにいつの間にか樹は冷静になっていた。
樹『そういえば…』
くるっと振り返る。
そして裕を見て
樹『何であんたまだいるの?私が読書している間ずっと隣にいたの?』
いきなりの質問責めにびっくりした裕はとっさに
裕「…うるせえよ。」
といった。
すると、まだ機嫌がいいのか
樹『おねえちゃんの事気になるの?』
と上目遣いで艶っぽく言って見せた。
図星だったため顔を真っ赤にさせた金髪はどこかへ走って行った。
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