港にて
2/2
読書設定
目次
前へ
/
42ページ
次へ
まるで悲しみを追い出すかのように 街をぬけ海に出た まるで心を見透かすように 海が青かった 波止場から出ていく船が 小さくなってやがて点になるまで 見つめていたら 海に吸い込まれるように 心が海に向かった このままだと 悲しみに足をとられて動けなくなる このままだと 振り向くことが恐くなる そんな衝動にかられた時 帰ろうと風が誘った
/
42ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
12(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!