『魔法使いの愛した娘』

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             “それとも…また森へ戻って獣どもに喰われたいか?とても苦しい死に方だと思うがな…”              『…いや、そんなのやだよ…!!』                          もう、あんな真っ暗なところにひとりでいたくないよ…!!                          “すまない…怖がらせてしまったようだな”                          お兄ちゃんが頭をなでてくれる。              あったかくて…やさしい手だ…                         
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