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翌日になってじいじは苦しそうな顔をしていたんだ。あやかは友達と出かけてきなさいと言って家に放り出された。
ねぇ。私も家族だよ!無視しないでよ。邪魔扱いしないで!私だってじいじが心配なんだよ?じいじの苦しむ顔見て友達と遊べなんて無理な話だよ。その時心の中で叫んだ。家族の異変くらい私にだって感じ取られるから。
小さい子は敏感で繊細で心がガラスで出来ているんだとこの時初めて知った。
苦しんだあとじいじはどうなったのか?
家族の異変を感じ私はいらいらして心配してくれた友達に強い口調で言って悲しませちゃったね…
愛美ごめんー…。
なんでその一言を言えなかったんだろ?
愛美は私の知らないとこに引っ越しちゃったよね。
こんな私と今でも友達してくれてありがとう。遠くて会えないけどずっと一緒だよ。
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