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毎日釣りに行ったり、
買い物に行ったりと、
楽しい時間をゆったり
とした気分で過ごした。
この日は夏休みだから
すぐに東京に戻らない
といけなかった。
だから私がだいっきらい
な時間を迎えなくては
ならなかった。
『あーや。また来なさんね。』
「ふぇーん…」
『ばあさんと待ってるから』
「やだよぉ~」
私はわんわん泣いた。
するとじいじから当たり前の答えが返ってきた。
『二度と会えないわけじゃないんじゃけぇ泣きなさんな。』
「えーん…わかっ…た」
じいじは情けないと言って駅まで送ってくれたね。
笑顔でまたねっ…て。
私も精一杯の笑顔でばいばいしたよね。
じいじと約束したもんね。
"春休みは桜を見ようね"
って…ー。
じいじは忘れちゃうかな?
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