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物語の舞台となるのは、二つの世界を持つ惑星ワクノス。
惑星の90％は『エターニィ大海』で覆われており、世界を分かつ赤道のような境界線『ディメイト海峡』を境に、かつては南の世界ハイマーン、北の世界ナイトメアに別れていました。
前者は自然体の暮らし、後者は魔科学を発展させていました。そして互いの存在を認識しながらも、決して干渉しない暗黙の了解の下、人々は平和に過ごしていました。
この世界において、全ての魔術・魔科学を使用する際に必要なエネルギーを『ライズ』といいます。ライズは人や無機物、動植物といった全てのものに含まれ、世界を構築しています。
そして風や水などの特定の力を持ったライズの統括官を『精霊』と呼び、古代より人々から奉られていました。
しかし、今から1000年前――ワクノス最大の天変地異、月の消滅（ルナ・ロス・パーティー）が起きるのです。
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