-その噂2-

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客間に来た所でまた人の形にもどり 今度は 古き時代の服装をした女が現れた そしてすぐに話だした 雪空「それは数百年前の話です。かつてこの地が 人なざるものが戦乱を繰り広げていたとき 町は荒れ 木草も育たないくらい 荒野になっていて その戦いは術によるものでした 真術を使う者を神と偽術を使う者を闇神と言います…言わば神の戦いでした。 戦いは続き…ある時あるお方が現れたのです そのお方は戦いを止める為に2つの神をある石に封印しました その石は水にひたすと虹色に輝き 代々神社のお守りとして引き継がれました」 ―てことはまさか!― おじさんの話を思いだした 雪空はこころを読んだらしく うなずいて話だした 雪空「その石は代々伝えて誇らに祀っていたのですが ここ数十年で継承者が町から消えてしまい なくなってしまったのです。 それから 町ではたたりなどの噂が広がって少しづつ人が居なくなってしまいました」 たたり何ていたのか実際はわからないのになぜ ―実例とかはあったのですかね…怪奇現象とかは― 雪空「もちろん有りました 急に物が浮いたり 夜中にほうきが襲いかかってきたり 色々ありました」 だからかやはり実例はあったんだ…おじさんが話さない訳もだいたい解る―解説ありがとうございます―とみじたくをする。 雪空「後1つだけよろしいでしょうか?」 と彼女の言いたい事をなぜか理解出来た―鳥居は好奇心から 雪かきしました すいません― 彼女は立ち上がり お辞儀と同時に また何かありましたら これをお使いくださいと ペンダントをくれた その後 築いた時には 家に戻っていた―何だったんだろ―
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