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―そうえば~町おこしの手伝いだっけ―
何をするんだろ?
とあるおじさんからの依頼だった…
それで昨日からこの町に出張する事になったのだ
はぁ…なんでこんな田舎なんだ とため息
今日はとくに何もなく町を散策することにした
―何処にいこう―ふとみると そこには鳥居があった
鳥居は雪に埋もれてくぐる事ができない
何を思ったか 雪かきを始めた―この鳥居は…何をしてるんだ私―
導かれるように鳥居をくぐれる位まで 雪をかいてしまう―これでよし―
すると何かのインスピレーションが脳裏にうかぶ―酷いな― それは何かの戦いであった
人間同士ではなくよく解らない者の… ―なんだろう これ?― その後 幻想的な風景が見えた
だが…すぐに暗闇におちる―何か聞こえる?―
目をあけるとそこには謎のおじさんいや依頼主であった 大丈夫?と言われていた―あっ!すいません―
どうやら自分は意識を失ってたらしい
パッと後ろを振り向く―あれ?―
雪かきして通れるようにした鳥居が跡形もなく無くなっていた
どうしたの?と訪ねてきたが非現実的な現象なので―いや何でもないです―と答えてしまった…
―依頼の町おこしと言うのは?どういったことでしょう?―
おじさんは申し訳なさそうにしゃべる
………どうやら町おこしではなく この町に住む人が欲しかったらしい―住む人ですか~―
ある噂により この町に住む人が激減してしまい
今では人口10人ほどになってしまったらしく
大変な思いをしてるらしい…―そこで 私に出張依頼と題して 住み込みと言うわけですか―
上司には昔から逆らえないので 諦めるしかなかった―わかりました 住ませてもらいます。―
こうして 住む事が決まってしまった
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