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祖父の家に入るとまず野球のグラブが目に入った。
「じいちゃん野球できるの?」
「もちろんできるとも。これからそこでキャッチボールやるか?」
「うん。」
僕はそこにあるグラブを一つもって外へと出た。それからすぐに祖父もでてきた。
「じいちゃん本気で投げろよ。これでも高校で期待の新人って呼ばれてるんだから。」
「わかったわかった。じぁあいくぞ。しっかり捕れよ。」
祖父が振りかぶって投げた。なんと投球フォームはソフトボールの下投げだった。しかし、その球は軽く僕のグラブ弾き飛ばした。
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