3人が本棚に入れています
本棚に追加
(な、なんだ。今の球は。)
僕はわけもわからぬままだった。
「大丈夫じぁったか。ちょいと強く投げすぎたかのぉ」
「じいちゃんなんだよ今の球。俺にも投げ方教えてくれよ。」
「今のはソフトボールの投げ方じゃよ。野球をやってるおまえに教えても意味ないよ。うーん、でもそんなに今のような球を投げたいならアンダースローを教えてやろう。」
「今みたいな球が投げられるならアンダースローってやつを教えてくれ。」
この時からしばらく僕はアンダースローを身につけるため祖父の家に通うようになった。そして、アンダースローを身につけた僕は新チームのエースとなった。
最初のコメントを投稿しよう!